戦士のズル休み | バイト先でJCにカモられていた話



フォローしてね!

2011.09.15

バイト先でJCにカモられていた話

自分が20歳か21歳ぐらいの頃、

当時バイトしていた某コンビニでの話。

自分は基本的には夜7時~12時の間にバイトに入ることが多かったが、

時々ピンチヒッターで夕方に入ると、

近くに中学や高校があったために下校途中の学生の客が多く、

ジュース1本やお菓子を1個ずつ買って帰る学生の長蛇の列を捌く、

結構大変な時間帯があったりした。

いいからお前らまっすぐ帰れ。

自分らが学生の頃はまだコンビニとか普及していなかったので、

どこも立ち寄る所もなくてまっすぐ帰っていたが。

 

そんなある日、夕方5時か5時半ぐらいだったか、

運動部の黒いジャージを着た女子中学生が5~6人、店に入ってきた。

彼女らはワイワイ騒ぎながら店内を闊歩、

ふと見るとカップ麺の品出しをしていたパートのおばちゃんと、

こちらを見ながら話をしているようだった。

その時は特に気にしなかったのだが…

 

やがて彼女らも一人一つずつお菓子やジュースを持って、

自分がいるレジへやってきた。

しかし彼女らは列を作ることなく、全員分の商品をレジへ並べた。

「え~と、これ全部、一緒にいいの?」

自分が尋ねても誰も答えない。

しばしの沈黙。

そして丸顔のオカッパ頭の少女がニッコリ笑って口を開いた。

「おにいさん、おごって♪」

「はァ??」

いやなんで自分が見ず知らずの子供たちにジュースを奢ってやらなければいけないのか。

こっちはネオジオを買うために必死にお金を貯めているというのに。

しかしその時、バイト初日にコンビニの本部の営業の人から言われた言葉が脳裏を過った。

「お客様は神様だと思って接客を」

…そうだ。お客様は神様だ。

自分らはお客様に給料を貰っているのだ。

そう思うと目の前のタオルを首に巻いた汗臭そうなJC達が女神様か天使に見えてきた。

…かどうかは覚えていないが、結局逆らえずに奢ってしまった。

約700円の出費。1時間分の給料がパアだ。

ケラケラ笑いながらこちらに手を振って店を出ていくJC達。

ため息ひとつ。まいっか。さあ仕事仕事。

 

その後も数回、同じようなことが続いた。

こりゃすっかりカモられちゃってるかな~と思っていたのだが、

一緒に仕事していたパートのおばちゃんが言うには、

「あの子たち、アンタのこと色々聞いてくるのよ。

名前とか、歳とか。

アンタがカッコいいから友達になりたいって言ってたよ」

「ええ~そうなんですか?」

それ以降、彼女らには会うこともなく、

しばらくしてそこのコンビニのバイトは辞めてしまった。

 

彼女らも現在ではおそらく30歳前後。

今頃はきっといいお母さんになっていることだろう。

スポンサーサイト

この記事へのトラックバックURL
http://maegata.blog100.fc2.com/tb.php/114-aee9a0f3
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
40年ちかい付き合いの兄に対して何もおごってくれないのに...
つーか何故そんときに兄にJCの1人もよこさないのだ?
Posted by 兄 at 2011.09.15 20:33 | 編集
そういえば今まで兄に何か奢ったという記憶がないな~
今度ボンボン20円でも奢ってあげましょう。
Posted by らす at 2011.09.16 19:51 | 編集
管理者にだけ表示を許可する
 
まとめ